ローンデポパーク(LoanDepot Park)完全ガイド|WBC・MLB観戦前に知っておきたい全情報

WBC観戦

2026年WBCの舞台となったローンデポパーク。
「どんな球場なの?」「当日はどうすればいい?」という方のために、実際に観戦したアラレが現地の様子をリアルにお届けします。

チケットの取り方や安全対策については以下の記事で詳しく解説しています。

【1章】ローンデポパークとは

■ 基本情報

  • 正式名称:loanDepot park(「l」は小文字が正式表記)
  • 所在地:501 Marlins Way, Miami, FL 33125
    リトル・ハバナ地区(Little Havana)
  • 収容人数:37,442人
    (東京ドームの約43,500人より小さいですが、バンテリンドームナゴヤと同程度の規模です)
  • 開場:2012年
  • 屋根:開閉式(約13〜15分で開閉可能)
  • グラウンド:人工芝

■ マイアミ・マーリンズの本拠地

ローンデポパークは、MLB(メジャーリーグ)のマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)の本拠地です。
1997年・2003年と2度のワールドシリーズ制覇を誇る球団です。

球場名は2021年まで「マーリンズ・パーク(Marlins Park)」でしたが、住宅ローン会社のローンデポ(loanDepot)が命名権を取得し現在の名称になりました。

■ 日本人にゆかりの深い球場

ローンデポパークは、日本人にとって特別な思い出が詰まった球場です。

▼ イチロー選手が在籍(2015〜2018年)

マーリンズに在籍したイチロー選手は、2016年8月にメジャー通算3000安打を達成。
MLB史上30人目の快挙でした。
この記録を達成した際に着用していたマーリンズのユニフォームが球場内に展示されています。
(詳しくは【4章】で紹介します)

▼ 2023年WBC 日本優勝の地

2023年WBCの準決勝・決勝が行われ、日本代表が劇的な勝利を収めた場所です。
村上選手のサヨナラ打、大谷選手の最終打者との三振シーンが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

▼ 2024年 大谷選手50-50達成の地

2024年9月、大谷翔平選手がこの球場で史上初の50本塁打・50盗塁を達成しました。
MLB史に残る瞬間の舞台となった球場です。

▼ 2026年WBC 再び日本が戦った地

2026年WBCの準々決勝・決勝が行われました。
日本代表が再びこの球場で熱い戦いを繰り広げました。

■ 開閉式屋根について

ローンデポパークの大きな特徴の一つが開閉式屋根です。
マイアミは雨が多く蒸し暑い気候のため、屋根を閉めて試合が行われることが多いです。
屋根が閉まっているときは冷房が効いているため、夏でも球場内は涼しいです。
羽織れるものを1枚持参することをおすすめします。

【2章】球場へのアクセス

■ 球場の位置

ダウンタウンから西へ約3〜5kmのリトル・ハバナ地区に位置しています。
Uberや路線バスでのアクセスが便利です。

■ 各エリアからの所要時間目安

エリア Uberの所要時間 料金目安
ブリッケル 約15〜20分 約$25
ダウンタウン 約10〜15分 約$15
マイアミビーチ 約25〜35分 約$35〜45
空港周辺 約8〜10分 約$15〜20

※料金は目安です。時間帯・混雑状況により変動します。

■ 移動手段

移動手段については、以下の記事で詳しく解説しています。
女性1人でマイアミ観戦を安全に楽しむ方法

ここでは簡単にまとめます。

▼ Uber・タクシー

どのエリアからでも利用可能。ただし試合後は1〜2時間待ちになることも。
事前にアプリをダウンロードしておきましょう。

▼ 路線バス

路線バス(7番・12番・17番など)で球場近くまで行けます。料金は$2.25程度です。
※WBC開催時の運行状況は事前に公式サイトでご確認ください。

▼ Park & Rideシャトル

レンタカー利用者向け。ダウンタウンの指定駐車場に停めて無料シャトルで球場へ。
駐車料金$15。

■ 球場周辺について

球場周辺はリトル・ハバナ地区の住宅街の中に位置しています。
試合前の時間に余裕があれば、リトル・ハバナを観光してから徒歩で球場に向かうのもおすすめです!
キューバ文化を感じられるエリアで、観光と観戦を組み合わせる楽しみ方もあります。

【3章】入場・荷物ルール(重要)

■ クリアバッグポリシーとは

アメリカのMLB球場では「クリアバッグポリシー」という荷物ルールが厳格に定められています。
持ち込めるバッグは以下に限られます。

  • 透明(クリア)素材のバッグ
    サイズ:16インチ×16インチ×8インチ以内
  • 小さなクラッチバッグ・ポーチ(透明でなくてもOK)
    サイズ:6インチ×8インチ以内

▼私が実際に使用したクリアバッグ。

日本のAmazonで購入しました。サイドにメッシュポケットがあり、ペットボトルも入れられて便利でした。

WBC観戦で使用するクリアバッグ

■ 飲食物の持ち込みルール

▼ 飲み物

  • 未開封の無味のペットボトル水のみ持ち込み可
  • サイズは20oz(約591ml)以下
  • 1人1本まで
  • フレーバー付きの水・スポーツドリンク・ジュース等はNG

▼ 食べ物

  • 1人1品まで持ち込み可
  • 透明なビニール袋に入れること
  • フルーツはカットした状態であること

※球場内はキャッシュレスのため、クレジットカードを忘れずに持参しましょう。

■ 私の失敗談⚠️要注意

実は私、入場時に2回もセキュリティで引っかかってしまいました😓

1回目:貴重品入れのバッグがサイズオーバー
→ 球場内のロッカーに預けに行く
→ この時、一緒にWBC公式の応援スティック(プラスチック製)も持ち込み不可と言われ、ロッカーに入れることに
(棒状のものは持ち込み禁止のルールに該当。セキュリティスタッフの間でも判断が分かれていましたが、最終的には持ち込めませんでした。
相手チームの太鼓のバチは入場できていたようで、ルールの適用にばらつきを感じました😅)

2回目:ロッカーから戻って再度セキュリティへ
→ 今度は折り畳み式のセルフィースティックがNG
→ さすがにもう一度ロッカーに戻る気になれず、その場のゴミ箱に捨てることに…

セキュリティチェックはとても厳格です。
「大丈夫かな?」と少しでも思ったら、必ず事前に確認・対策してから行きましょう!
試合前のバタバタは精神的にも疲れます😅

■ セキュリティチェックの流れ

①入場ゲートでバッグのチェック
②金属探知機を通過
③チケット(MLB Ballparkアプリ)をスキャン

■ 持ち込み禁止品の例

  • 規定サイズ以上のバッグ
  • ガラス製容器
  • アルコール飲料
  • カメラの三脚
  • 棒状のもの全般(応援スティック・折り畳みタイプのセルフィースティック含む)
    ※WBC公式グッズの応援スティックも持ち込み不可の場合あり
    持参する場合は事前に公式サイトで確認を!

■ 傘について⚠️

傘の持ち込みは可能です。ただし閉じた状態で座席の下に収納するルールがあります。
私は準々決勝のトラブルを教訓に荷物を減らそうと、決勝の日は折り畳み傘をホテルに置いていきました。
ところが試合後に雨が降り、Uber待ちの1〜2時間、濡れてしまいました😭
実際に決勝の試合後、傘をさしている方を見かけましたので、持参すれば良かったと反省しています。
雨が多いマイアミでの観戦では、折り畳み傘を1本持参することをおすすめします!ポンチョでも代用できます。

■ 事前準備のポイント

  • クリアバッグを事前に用意する(日本のAmazonでも購入可能)
  • 小さなクラッチバッグは透明でなくてもOK
  • 「これ大丈夫かな?」と思ったら公式サイトのバッグポリシーで事前確認を

▼ 公式バッグポリシーはこちら

loanDepot park Policies and Procedures | Miami Marlins
Alphabetical guide for loanDepot park common topics, policies and regulations.

【4章】球場内の楽しみ方

■ 入場から試合開始まで

ゲートが開くのは試合開始の90分前です。
早めに入場して球場内をゆっくり探索するのがおすすめです。

試合前はフィールドで選手たちがウォーミングアップやバッティング練習をしており、スタンドのすぐ近くまで選手が来ることもあります。

ローンデポパーク試合前の練習風景
ローンデポパーク夜間の全景

■ 座席からの眺め

ローンデポパークは客席とフィールドの距離が近く、どの席からでも選手を間近に感じられる設計です。
客席は3層構造で収容人数は約37,000人以上ありますが、不思議とフィールドとの一体感があります。

内野前方の席を取れば、選手をこれだけ近くで見ることができます。
準々決勝では大谷翔平選手が目の前を歩く場面も!

大谷翔平選手がフィールドで

大谷選手が打席に立った瞬間、スタンド全体の観客が一斉にスマホを構えました。
世界中が注目する選手をこの目で見られる—それがWBC観戦の醍醐味です。

大谷翔平選手(#16)打席シーン

準々決勝では山本由伸選手の登板、
鈴木誠也選手・岡本和真選手・村上宗隆選手の
打席も間近で見ることができました。

山本由伸選手の投球シーン
日本代表 打席シーン

決勝(ベネズエラ対アメリカ)では、アーロン・ジャッジ選手が試合前にグラウンドで静かに祈りを捧げる姿を目撃しました。
篤い信仰心で知られるジャッジ選手は毎試合このルーティンを行っています。
その姿を間近で見られたのはWBC観戦ならではの体験でした。

アーロン・ジャッジ選手 試合前の祈り

■ センタービジョン

センターには大型ビジョンがあり、スコアボード・選手情報・試合映像がリアルタイムで表示されます。
打席に立つ選手の顔写真や成績が大きく映し出され、日本の選手が表示される度にテンションが上がりました!

センタービジョンに映る吉田正尚選手

■ オープニングセレモニー

決勝のセレモニー中、スタンド全体がライトで輝きました。
一部の観客には赤や青のライトが配布されていたようです。
スマホのライトと合わさって、球場全体が幻想的な光に包まれました。鳥肌もの!
試合開始前から感動が押し寄せてきます。
なお私もライトはもらえなかったのですが😅、その分写真を撮ることに専念できました(笑)

WBC決勝 オープニングセレモニー

■ ルースターマスコットに会える!

ローンデポパークがあるリトル・ハバナは、雄鶏(ルースター)が地域のシンボルとなっています。
そのため球場内にもルースターをモチーフにしたマスコットが登場します。
試合中、ベンチの上で突然踊り出す場面も!思わずスマホを向けてしまいます😊
マーリンズのユニフォームを着た愛嬌たっぷりのルースターマスコット、ぜひ探してみてください。

ローンデポパークのルースターマスコット

■ マーリンズミュージアム&展示コーナー

▼ マーリンズミュージアム

レフトフィールド側のコンコースにあるマーリンズミュージアムには、球団の歴史に関する展示物が時系列で並んでいます。
1997年・2003年のワールドシリーズ優勝トロフィーもガラスケースに展示されており、マーリンズの栄光の歴史を感じられるスポットです。

マーリンズ ワールドシリーズチャンピオンバナー
ワールドシリーズトロフィー展示

▼ イチロー展示コーナー

マーリンズミュージアム内にはイチロー選手がマーリンズ在籍中(2015〜2018年)の
2016年8月にメジャー通算3000安打を達成した際のユニフォームが展示されています。
MLB史上30人目の快挙を記念するもので、ボブルヘッドと説明文も一緒に展示されています。
野球ファンには必見のスポットです!

イチロー選手(#51)のユニフォーム展示
イチロー選手3000安打記念プレート

▼ ボブルヘッドミュージアム

プロムナードレベル(1層目)のセクション34付近に「ボブルヘッドミュージアム」があります。
600体以上のボブルヘッドがガラスケースに展示されており、ケース底部の振動プレートによって全てのボブルヘッドの頭が常にゆっくり揺れ続けています。

実はこの仕組み、私も帰国後に知りました!
現地では「なんで全部揺れてるんだろう?」と不思議に思いながら見ていました😄
振動プレートの仕掛けを知った上でもう一度見たら、もっと面白かったかもしれません。

全30球団のボブルヘッドが揃っており、大谷翔平選手・松井秀喜選手など日本人ファンが喜ぶボブルヘッドも多数!
ぜひ立ち寄ってみてください。

ボブルヘッドミュージアム 大谷翔平選手
ボブルヘッドミュージアム ヤンキース選手
ボブルヘッドミュージアム 自由の女神

▼ Louis Mendez「The Pin Man」展示

マーリンズの伝説的なファン、Louis Mendez(通称「The Pin Man」)の展示コーナーもコンコース内にあります。
無数のピンバッジが付いたベスト・帽子とボブルヘッドが展示されており、マーリンズへの深い愛情が伝わってきます。

ルイス・メンデス The Pin Man 記念展示

■ コンコースを歩いてみよう

ローンデポパークはコンコースが球場を1周できる構造になっています。
内野・外野関係なく自由に歩き回れるため、様々な角度からフィールドを眺めることができます。

コンコース沿いにはフードスタンド・グッズショップ・ビールスタンドが並んでおり、散歩しながら球場グルメを楽しむのもおすすめです。
WBC期間中は、コロナビールのプロモーションブースも出ていました。コロナビールといえばライム入りが定番!
マイアミの球場ならではの雰囲気が楽しめます😊

コロナビール プロモーション看板

■ Billy’s Boathouse(キッズエリア)

お子様連れの方には「Billy’s Boathouse」がおすすめです。
マーリンズのマスコット「Billy the Marlin」をモチーフにしたキッズエリアで、アーケードゲームやフォトスポットが充実しています。

Billy's Boathouse キッズエリア

【5章】グルメガイド&ショップ情報

■ 球場グルメの特徴

  • 全てキャッシュレス(現金不可・クレジットカード必須)
  • 価格は日本の球場より高め
  • マイアミらしいラテン系フードが充実

■ アラレが実際に食べたもの

▼ 準々決勝:ナチョス($11.34・約1,900円)

球場グルメ ナチョス

チップスにチーズディップが付いたシンプルな定番グルメ。
日本のコンビニのナチョスとほぼ同じ味で食べやすかったです。
球場グルメの入門として気軽に注文できます。

▼ 決勝:Béis Bowl・Build Your Own Bowl($21.06・約3,500円)

Béis Bowl フードスタンド
Béis Bowl メニューボード
Béis Bowl チキンボウル

チキン・黒豆・コーン・レタス・チーズなどを自分でカスタムできるボウルです。
お米もベースに使われており、日本人好みの味付けです。
実際に日本人のお客さんが行列して買っていました!
ボリューム満点で、観戦しながらしっかり食べられます。
マイアミ観戦の際にはぜひ試してみてください😊

■ 飲み物

コンコースの各所にビールスタンドがあります。コロナビールが球場の定番ドリンクです。

日本の球場のようにビールの売り子さんが席まで回ってくることはなく、飲み物はコンコースのスタンドで自分で購入する形です。

  • ビール(16oz):$14〜$15.50(約2,300〜2,600円)
  • ソーダ(16oz):$7(約1,200円)
  • 水(20oz):$6.50(約1,100円)

全体的に日本の球場より高めですが、アメリカの球場価格としては標準的です。

■ グッズショップ ⚠️要注意!

グッズショップは以下の場所にあります。

  • 球場外West Plaza:New Era Team Store
  • 球場内セクション12・26付近:Fanatics
  • 球場内セクション1付近:In-Park Team Store
    ※マーリンズホームゲームのみ営業のため、WBC開催時は営業していない可能性があります。

【重要】球場は再入場不可のため、外のショップ(New Era Team Store)は入場前か試合後にしか行けません。
ただし人気のデザインやサイズは売り切れる場合があります。
試合前に時間に余裕を持って訪れることをおすすめします!

営業時間は公式サイトでご確認ください。

▼ 公式サイト

Marlins Team Store | Miami Marlins
Official Miami Marlins team store hours of operation, locations and information.

▼ 価格の目安

  • Tシャツ:$37〜$50程度(約6,000〜8,300円)
    デザインや種類によって価格が異なります。私は準々決勝・決勝の2日間で計5枚購入しました😊

▼ おすすめの買い方

  • WBCロゴ入りグッズは次回大会まで手に入りにくいため、迷ったら買いがおすすめ!
  • お土産用には複数サイズを確認してから購入を
WBC2026マイアミ お土産Tシャツ

【6章】観戦のコツ・注意点

■ 服装について

ローンデポパークは開閉式屋根があるため、試合中は雨でも問題ありません。
ただし屋根が閉まっているときは冷房が効いているため、事前に調べると「かなり寒い」という情報が多く見られました。
私は念のため羽織るものを持参しましたが、実際にはそこまで寒さを感じませんでした。
個人差もあると思いますので、心配な方は薄手の上着を1枚バッグに入れておくと安心です。

■ 入場は早めに

ゲートは試合開始の90分前に開きます。早めに入場することで以下が楽しめます。

  • 選手のウォーミングアップやバッティング練習を間近で見られる
  • ボブルヘッドミュージアムやマーリンズミュージアムをゆっくり見られる
  • グッズショップを試合前に回れる
  • 混雑する前に食べ物・飲み物を買える

■ スマホの充電は満タンで

試合中は写真・動画をたくさん撮りたくなります。
大谷選手が打席に立つ瞬間にバッテリー切れは絶対に避けたいですよね😅
モバイルバッテリーを持参するか、入場前に満充電にしておきましょう。

またチケットはMLB Ballparkアプリで管理するため、スマホが使えないと入場できなくなります。
これは死活問題です!

■ 試合後の移動について

試合後のコンコースは大混雑になります。すみやかに出口へ向かうことをおすすめします。
また、Uberの待ち時間が1〜2時間になることがあります。

■ キャッシュレス対応

球場内は全てキャッシュレスです。
現金は使えないため、クレジットカードを必ず持参してください。

【まとめ】

以上、ローンデポパークの楽しみ方を余すことなくご紹介しました。

2026年WBCの舞台となったこの球場は、マーリンズの歴史・イチロー選手の記録・大谷翔平選手の活躍と、日本人にとって特別な思い出が詰まった場所です。

次回WBC(2029or2030年)もマイアミ開催となる可能性があります。
ぜひ一度、この球場で観戦する夢を持ってみてください。

ご質問がある方はコメント欄でどうぞ。

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